【偶然のダイニングキッチン】
- labyrinthiinaanet
- 2010年8月23日
- 読了時間: 2分
一昨日の土曜日、先日の記事で紹介した工務店さんの住宅見学会に行ってきました。前回の記事では、この工務店さんの住宅見学会を訪れたことにより、スキップフロアが良いなあと思い、これから自分が計画する住宅にも採用しようと思ったと書きましたが、今回見てきた住宅もスキップフロア形式を使った白と黒を基調としたモダン住宅でした。
この住宅のお施主さんは家に対するこだわりがかなり強いお施主さんだったようで、建築雑誌を開いては「こんな住宅にしたい」というイメージを工務店さんに伝えながら打ち合わせを進めたとのことで、外観も内部の空間もそのこだわりが強く反映された住宅になっていて、見学していても楽しく、新しい発見も多い素敵な住宅でありました。
その中で、今回の見学会に行ってみて、自分がいちばん良かったなあと思ったことは、この住宅のダイニングキッチン周りの考え方やその空間の広さ、間取り(プラン)などが、自分が前回スケッチした住宅の間取りと偶然にも相似していて、自分の頭の中にあったイメージを具現化した形で、自分の目の前に提示されている状態にあったことです。

今回、見学してきた住宅のダイニングキッチン
当然、見てきたそのままが自分のイメージの状態であったというようなことではなく、空間的にどれくらいのボリュームと雰囲気になるかというような身体感覚的なものを、実際に自分が作る前に体感することが出来たということが最大の収穫でありました。
会場にスタッフとして常駐している先輩と、このダイニングキッチンのカウンターにある掘りごたつ状の所に並んで座り雑談をしていたのですが、先輩曰く「こういう寸法が大切なのよね」とのことで、これに頷きながら携帯電話にストラップ代わりに付けてる小さいメジャーを使ってカウンター周りの寸法を測らせて貰い、その場でメモしました。

ここ最近、「ラビリンス」の制作は、目が疲れるということ以上に神経が疲れる作業だと感じ始めていて、先日よりの猛暑で肉体的にも精神的にも疲れが出てきていましたが、自分としては、まさにタイムリーなダイニングキッチンが存在した今回の住宅見学会はわざわざ見に行った甲斐のあるもので、よい気分転換にも、勉強にもなりました。
「建築日記」が続きましたので、次回は迷路に関する記事を記したいと思います。










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